第102回企画展「遺跡のミ・カ・タ」

アンデルセンのことばと絵のふしぎな関係性 「人魚ひめ」「マッチ売りの少女」など世界中で知られるアンデルセン童話。一方で「絵本にするのがむずかしい」ともいわれる。彼の物語には彼の幼少期の思い出や旅での経験、考え方、さらに故郷のデンマーク語独自の表現や文化が色濃く反映されているため、それらを理解しないとなかなか絵にできない。今展では「絵にするのがむずかしい」とされるアンデルセン童話の絵本を文章と絵の関係性に着目しながら紹介する。 開催場所 ムーゼの森 軽井沢絵本の森美術館 開催日 2023年3月18日(土)～6月19日(月) 火曜休館・ただし3月21日は開館し22日振替休館・5月2日開館（振替休館なし）。3～4月の開館時間は10:00～16:00、5～6月の開館時間は9:30～17:00※閉館時間は最終入館の30分前 開催時間 10:00～16:00 住所 北佐久郡軽井沢町長倉182 交通アクセス [車]上信越自動車道碓氷軽井沢ICより約15分[公共交通]JR北陸新幹線軽井沢駅下車、タクシー約8分 駐車場 200台 駐車無料 料金 有料。大人950円、中高生600円、小学生450円※エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券は大人1,400円、中高生900円、小学生650円

『聆涛閣集古帖』の魅力を一挙公開！ 江戸後期に編纂された古器物の図譜集『聆涛閣集古帖』（歴博所蔵）。いまでいう「図録」や「カタログ」にあたるようなもので、考古資料、文書・典籍、美術工芸品などが精緻な筆致で描かれた、画像の一大コレクションだ。そこに描かれた古器物の実物・複製・模造品等を集め、立体的に展示することで、二次元の世界を三次元に再現する。国宝2件・重要文化財7件を含む、貴重資料約270件を展示。 開催場所 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B 開催日 2023年3月7日(火)～5月7日(日) 休館日は月曜日※ただし、5月1日（月）は開館。その他館内ンテナンスのため休館する場合あり。入館は16時30分まで 開催時間 09:30～17:00 住所 佐倉市城内町117 交通アクセス [車]東関東自動車道「四街道」IC／「佐倉」ICから約15分[公共交通]京成佐倉駅よりバス約5分／徒歩約15分 駐車場 150台 駐車場無料 料金 有料。一般1,000円、大学生500円、高校生以下入館無料※総合展示も入場可

映像とアートの国際フェスティバル 年に1度、恵比寿の地で、展示、上映、イベント、トーク・セッションなどを複合的かつ、領域横断的に紹介する映像とアートの国際フェスティバル『恵比寿映像祭』。開催15回目を迎える今年は「テクノロジー？」というテーマを通して、多種多様な映像表現の実践を検証。時代ごとにアートと技術がどのような関係のなかで表現を生み出してきたかを考察することで、テクノロジーに溢れた現代を考えるヒントを探っていく。 見どころ 戦後日本美術の新たな時代を切り開いた「実験工房」による映写装置・オートスライドで制作された作品や、セルフCGによる人間像を仮想空間上でデジタル転生させ生死という根源的な問いを投げかける中国出身のマルチメディアアーティスト、ルー・ヤンなど、20世紀の名作から近年注目されるアーティストの作品まで、多様な表現を紹介。上映プログラムでは、歴史的な重要作から新世代の意欲作まで、技術的な目新しさよりも、テクノロジーと人間の関係性を批評的に探究する表現を軸に選出した作品がそろう。また、今回初の試みとして国内外の審査委員により選出された作家が新作に挑む「コミッション・プロジェクト」も新設されている。 開催場所 東京都写真美術館 東京都写真美術館／恵比寿ガーデンプレイス センター広場／地域連携各所ほか 開催日 2023年2月3日(金)～19日(日) 休館日：月曜日※コミッション・プロジェクト展示(3F展示室)のみ3月26日(日)まで開催 開催時間 10:00～20:00(最終日は18:00)※入館は閉館の30分前まで ※2月21日～3月26日(コミッション・プロジェクト展示)は10:00～18:00／木・金は20:00まで 住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 交通アクセス 【電車】JR恵比寿駅東口から徒歩7分または東京メトロ恵比寿駅から徒歩10分 駐車場 なし。 料金 入場無料。※一部のプログラム(上映など)は有料※詳細は公式サイトまで

激動の時代と共に歩んだ日本画の軌跡を辿る 明治、大正、昭和。変化する時代の中で、画家たちは、新たに触れる西洋美術や、日本の伝統絵画を真摯に学び、近代にふさわしい日本画の姿を求めて奮闘した。展覧会では、近代日本画の代表格・横山大観の「群青富士」や、再評価が進む渡邊省亭の「十二ヶ月花鳥図」など、スター選手の代表作から、現代の展覧会では取り上げられることの少ない守旧派の画家の作品まで、多様な作品とその魅力を伝える。 開催場所 静岡県立美術館 開催日 2023年2月18日(土)～3月26日(日) 毎週月曜休館。展示室への入室は17時まで。 開催時間 10:00～17:30 住所 静岡市駿河区谷田53-2 交通アクセス [車]日本平久能山スマートICから約15分[公共交通]静岡鉄道「県立美術館前」駅南口から徒歩約15分またはバス約3分 駐車場 400台 料金 有料。一般：800円、70歳以上400円、大学生以下の学生無料

存在理由は、絵の中の世界を動かすこと。 ミルヨウコによる個展。「私が描く少女たちは、肖像画のように単にポーズを取る『カワイイ子』ではなく、何かの役割が与えられています。自分が子どもの頃からほしかった「自分がいてもよいのだ」という感覚を彼女たちに与えるのが、私の想像の世界です。」（作家メッセージ） 開催場所 The Artcomplex Center of Tokyo (ACT) 開催日 2023年3月21日(火)～26日(日) 最終日17:00まで 開催時間 11:00～19:00 住所 新宿区大京町12-92F ACT4 交通アクセス [公共交通]東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅出口1より徒歩約7分／JR総武線「信濃町」駅より徒歩約7分 駐車場 なし。 料金 入場無料。

ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡 モリスの生涯とデザインの軌跡をたどる 芸術家、詩人、思想家など多彩な分野で活躍したウィリアム・モリス。中でも、「アーツ・アンド・クラフツ運動」を先導し、芸術と日常生活の統合を目指したことで知られる。モリスと仲間たちによって手掛けられた壁紙や織物、書籍や椅子などのインテリア約80点に、写真家・織作峰子氏が撮影したモリスゆかりの建築物や英国の風景などの写真約20点を組み合わせ、モリスのデザインの軌跡をたどる。 開催場所 高岡市美術館 開催日 2023年3月18日(土)～5月7日(日) 月曜休館、ただし5/1(月)は開館。入館は16:30まで。3/18(土)は10:30から開場。 開催時間 09:30～17:00 住所 高岡市中川1-1-30 交通アクセス [車]能越自動車道「高岡北」ICから約15分・「高岡」ICから約20分[公共交通]JR氷見線「越中中川」駅より徒歩約2分 駐車場 83台 地下駐車場：2時間まで無料2時間を超えると30分ごとに100円車高制限2.2m※大型バスなどの場合は要問合せ※屋外高岡文化の森駐車場（140台）は無料 料金 有料。一般：1,200円（前売・団体・シニア900円）、大学生・高校生：700円（団体560円）、中学生以下無料

なかえよしを・上野紀子の世界 1991年刊行の『魔性の子』からはじまった、小野不由美氏による異世界ファンタジー小説「十二国記」。その壮大な世界観を30年以上にわたって美麗なイラストで彩ってきた、山田章博氏の原画展を開催。今展覧会は東北初開催となる。また初公開となるラフ画も特別展示し、「十二国記」シリーズの30年史を辿る。 開催場所 石ノ森萬画館 開催日 2023年1月21日(土)～4月9日(日) 休館日は毎週火曜日（ただし3月21日、3月28日、4月4日は開館、3月22日は休館） 開催時間 09:00～17:00 住所 石巻市中瀬2-7 交通アクセス [車]三陸自動車道「石巻河南」ICより約10分[公共交通]JR「石巻」駅より徒歩約12分 駐車場 なし。 料金 有料。大人900円中高生600円小学生250円未就学児無料（常設展観覧料含む）

日本彫刻史に大きな足跡を残した、佐藤忠良が手掛けた代表作たち 宮城県を代表する彫刻家、佐藤忠良。日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと高く評価された《群馬の人》、体と衣服によって生まれる形態の均衡を意識し、独自の具象表現に至った《帽子・夏》、小学校の国語の教科書にも採用された『おおきなかぶ』の絵本原画など、彼の3つの代表作が並ぶ。そのほか、佐藤自身が収集した絵画や彫刻である、佐藤忠良コレクションも展示。 見どころ 神奈川県立近代美術館長、水沢勉氏を招き講演会を開催予定。学芸員による展示解説も開催予定。佐藤忠良の芸術を深く掘り下げる。 開催場所 宮城県美術館 本館2階展示室 開催日 開催中～3月26日(日) 月曜休館会期中、一部作品の展示替えあり。前期2月4日～2月26日(日)、後期2月28日(火)～3月26日(日) 開催時間 9:30～17:00最終入場16:30 住所 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 交通アクセス 【電車】仙台市営地下鉄東西線国際センター駅から徒歩7分、川内駅から徒歩7分【車】東北自動車道仙台宮城ICから約15分 駐車場 110台 無料 料金 有料。一般1200円、学生1000円、小中高校生600円